トップページ > サイト作成 > CMS > Movable Type でサイト内検索で利用されたキーワードを確認する方法
Movable Type でサイト内検索で利用されたキーワードを確認する方法
Movable Type にはキーワードを入力して該当するウェブページや記事を一覧表示するサイト内検索の機能があり、そのサイト内検索で入力されたキーワードを確認する方法について紹介する。
1. サイト内検索とは
サイト内検索とは表示しているサイト内のみを対象に入力したキーワードに該当するページを検索する機能のことである。
サイト内検索の機能をサイトに設けるには各ページの内容をデータベースに保存してプログラムで検索表示させるか、サーバに HTML ファイルを検索して表示させるソフトウェアをインストールする方法の 2 通りある。
Movable Type などプログラムで動作する CMS には標準的にサイト内検索の機能が搭載されているため特にインストール等は不要である。
Google など検索サイトの機能を利用して独自にサイト内検索を設置する代替とすることもできるが、検索サイトに登録(インデックス化)されているウェブページまたは記事に限られるため、公開して間もないページが検索対象になっていないことや全てのページがサイト内検索の結果に表示されない点に注意が必要となる。
2. Movable Type でサイト内検索で利用されたキーワードを確認する
Movable Type でサイト内検索で利用されたキーワードを確認する方法は、管理画面にログインして運用中のサイト名をクリックして左メニューに記事やウェブページの管理項目が表示される状態とする。
次に管理画面の左メニューより「システム -> ログ」を選択すると管理画面で操作した内容など一覧が表示され、その中に「検索:○○」と記載されているのがサイト内検索で利用されたキーワードとなる。
キーワードのみを表示させたい場合は、「新しいフォルタ -> 新規作成」を選択し、フィルタ項目を「ログ」として「検索:を含む」のフィルタを設定してボタン「適用」をクリックすると検索キーワードのみが抽出される。
3. ログに表示される他の内容
上記のようにフィルタを利用して「検索:」の文字列を含むログだけ一覧表示させることができるが、この「検索:」で保存されるログは Movable Type の mt-search.cgi が利用されたときの情報である。
Movable Type はタグやカテゴリといったウェブページや記事に付帯する情報を一覧表示する場合にも mt-search.cgi が利用され「検索:」としてログに残るため、「検索:」で表示されるもの全てが手入力された検索キーワードではない点に注意が必要である。
関連記事
Movable Type でウェブページの最新 3 件を表示する方法
Movable Type
Movable Type でブログ記事を公開するとトップページに自動的に一覧表示するようにテンプレートが用意されているが、ウェブページは別途 MT タグをテンプレートに入れる必要があるためトップページなどに最新のウェブページを数量を指定して一覧で表示する方法を紹介する。
Movable Type でページや記事に SNS の投稿ボタンを設置する方法
Movable Type
ウェブページやブログのアクセス数を増やす手段の 1 つに SNS からの流入が挙げられ、Movable Type で作成したページや記事ごとに URL が自動的に入る SNS の投稿ボタンを設置する方法について紹介する。
Movable Type で SNS への表示に効果がある OGP タグの挿入方法
Movable Type
公開したウェブサイトやブログの内容を一早く見てもらう手段の 1 つに SNS を利用が挙げられるが、効果的に SNS に自サイトの紹介を表示するために Movable Type へ OGP タグを挿入する方法について紹介する。
Movable Type でウェブページの一覧をページ番号で切り替える方法
Movable Type
Movable Type で公開しているウェブページの数量が増えた場合に初期状態では「前へ」と「次へ」しかないが、検索サイトの結果画面のようにページ数でページの一覧画面を切り替えられるようにする方法を紹介する。
Movable Type でウェブページの総数を表示する方法
Movable Type
Movable Type は利用するテンプレートによっては必要な機能をカスタマイズする必要があり、ウェブページの総数表示もその一つのため、MT タグを利用してウェブページの総数を表示する方法を紹介する。