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Movable Type 7 をインストールする
「Movable Type 7」をインストールする前に実施するシステムチェック(mt-check.cgi へのアクセス)で動作に必要なモジュールが最低限を揃っているのが確認でき、さらにコンテンツデータを保存するデータベースの作成が終わると「Movable Type 7」をブラウザから操作できるようにインストールを実施します。
インストール画面へアクセス
「Movable Type 7」のインストール画面となる「http://【設置したパス】/mt-wizard.cgi
」へブラウザでアクセスします。
今回サンプルで用意したパスの場合では「http://【IPアドレス】/cgi-bin/mt7/mt-wizard.cgi」となります。
問題無くインストール画面へアクセスできた場合は下図のように「Movable Typeへようこそ」が表示されます。
「使用言語」を選択し、「スタティックウェブパス」と「スタティックファイルパス」を指定してボタン「開始」をクリックします。
「スタティックウェブパス」は画面の記載の通り「/mt-static」のままでもよいとあるので「/mt-static」と入力します。
「スタティックファイルパス」はインストールの事前準備で決めた「スタティックディレクトリ」を入力します。
ここでは「/var/www/html/mt-static」とします。
「スタティックディレクトリ」の /var/www/html の箇所は利用するサーバの状況で変わり、レンタルサーバ(ホスティング)ではこの通りではありません。
システムチェックを行う
次にシステムチェックの画面が表示されます。
インストール画面にアクセスする前に行ったシステムチェックで問題があると、インストール画面すら表示できる状態ではありません。
事前に行ったシステムチェックで必要最低限のモジュールが揃っていると「必要な Perl モジュールは揃っています。」と表示されます。
ここではボタン「次へ」をクリックします。
データベースの設定を行う
次にデータベース設定の画面が表示されます。
「データベースの種類」「データベースサーバ」「データベース名」「ユーザー名」「パスワード」を入力します。
「データベースの種類」は利用するデータベースに応じて選択します。
「データベースサーバ」は Movable Type が稼動する OS とは別の OS にデータベースがある場合はそのホスト名か IP アドレスを入力します。
レンタルサーバ(ホスティング)では「localhost」のままとなります。
「データベース名」は作成したデータベースの名称を入力し、ここでは「mt7」を事前に作成したため「mt7」を入力します。
「ユーザー名」と「パスワード」はデータベースにアクセスするための認証情報となります。
必要情報を入力した後にボタン「接続テスト」をクリックします。
データベースの接続テストに失敗する場合
データベース設定の画面で接続テストを行い、「データベースに接続できませんでした。」と表示された場合はまずは入力した情報に誤りや入力間違いがないか確認します。
下図のように「Connection error: Can't connect to local MySQL server through socket '/var/lib/mysql/mysql.sock'」と表示された場合はデータベースの再起動の他、「データベースサーバ」の入力を localhost ではなく 127.0.0.1 へ変えると解決することがあります。
メールの設定を行う
次にMovable Type の管理画面にログインするパスワードを忘れた場合や、お知らせ通知を受けるために管理者のメールアドレスを登録します。
メールアドレスを入力した後にボタン「次へ」をクリックします。
構成ファイルを作成する
構成ファイルの画面が表示されますが、設定は Movable Type のインストーラーが自動で行うため結果だけが表示されます。
ボタン「次へ」をクリックします。
アカウントの作成
次に Movable Type の管理画面にアクセスするアカウントを作成します。
「ユーザー名」「表示名」「電子メール」「パスワード」を入力し、「使用言語」は選択肢の中から選びます。
必要情報を入力した後にボタン「インストール」をクリックします。
データベースの初期化と登録
次に「データベースの初期化中」が表示され、Movable Type の動作に必要なデータがデータベースに自動的に登録され、最後に「インストールを完了しました」と表示されます。
完了が表示されればボタン「Movable Type にサインイン」をクリックします。
ダッシュボードの表示
インストールが完了し、Movable Type 用に作成したアカウントに問題無ければダッシュボードが表示されます。
ダッシュボードではウェブサイトやブログなど複数のサイトを管理する場となります。
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